1-06. マーク決定 合議制の功罪

ロゴマークを決定するにあたって、
企業によっては委員会などのプロジェクトでの合議制を取る場合があります。
私の経験から言いますと、
この形での決定の仕方は、良い場合と良くない場合があります。

「良い場合」は、会社の重要な決定を社員が共有できるということで、
社員のモチベーションが向上することや、
戦略・目標を、経営陣とより深く共有することができます。

「良くない場合」は、合議制(多数決)による決定のため、
最終意思決定者である社長の意見が、
社員の意見に流されてしまいがちになることです。

ここで問題なのは、「多数決」ということです。
多数決による決定は、多くの場合、保守的なイメージに落ち着く傾向があります。
言い変えれば、冒険やチャレンジを望まないのが社員の意見であるといえます。

社風や戦略を変える目的で新しいロゴマークを決定する場合は、
意思決定者はこのことを良くふまえた上で、
決定プロセスを考えていく必要があります。